まず、この同時通話ですが、仮にオフィスに100人分の席があり電話機が100台あったとしても、常時在籍している人数及び電話応対する人数を「同時通話数」として、この同時通話できる数をチャネル数などと表現したりします。
ビジネスフォン (ビジネスホン) では、仮に20人が常時通話するとした場合、20チャネルを使うと表現します。
コールセンターでは、着座数(人と電話の数)がそのまま同時通話数となり、100着座であれば同時通話が100となり、100チャンネル使用することになります。
また、ビジネスフォン の特徴として、外部との電話を「外線」、内部及びグループの範囲の電話を「内線」などと表現します。
仮に100台の電話機があった場合に、1つの「外線」(局番 :市外局番,市内局番)で全ての電話機がこの局番で通話することも可能です。
この100台の電話を個別に識別するには「内線」「内線番号」などと表現し、割り当てられています。
外線の市外局番を「代表番号」とし、外線と内線を組み合わせて、「代表組み」などと言われます。
さらに、企業の電話としては、他の人、部署へ電話取り次ぐ(回す)ために「転送」機能が必須となっています。家庭用電話機でも親機、子機間で行ったりしますが、それが「転送電話機能」などと言われています。
ビジネスフォン (ビジネスホン) とは 「代表組み」、「同時通話」、「転送電話」は最低限必要な機能だと言えるでしょう。